あの日から5年が経ちました。

東日本大震災で命を落とされた方に哀悼の意を表するとともに、被害に遭われたすべての人にお見舞い申し上げます。

 

震災から5年という節目に立ち、何を感じていますか?

テレビなどのメディアから伝わってくる情報では、被災地の復興への道のりはまだまだ遠いように感じられる状況ですが、被災地以外に目を向けてみると、記憶の風化が感じられます。

その「風化防止」については、いろいろな考え方や様々な意見があると思いますが、そのこととは別に、いずれ発生すると言われている首都直下地震、東海・東南海・南海地震とこれらが連動して起こる南海トラフ巨大地震への備えを進めなくてはなりません。

 

備えていたことしか、役には立たなかった。

備えていただけでは、十分ではなかった。

出典:東日本大震災の実体験に基づく 災害初動期指揮心得

これは、国土交通省 東北地方整備局が震災から2周年の日に発行した「東日本大震災の実体験に基づく 災害初動期指揮心得」の1ページ目に書かれている言葉です。

シンプルですが、まさにそのとおりです。

みなさんは、この5年で何を備えましたか?そして、その備えを見直していますか?

東日本大震災を契機に災害備蓄を進めた人も多いと思いますが、5年が経過し賞味期限や使用期限が切れてしまうものが出てきているはずですので、この機会に見直しておきましょう。

 

また、発災時に多くの命を守るためには、「自助」や「共助」が重要と言われています。

阪神淡路大震災で家屋の倒壊により死者が多数発生する中、生き埋めや閉じ込めから救助された人のうち、97.5%は自助・共助によるもので、「公助」である公設の救急隊や救助隊に助けられたのは、わずか1.7%です。

もしものとき、自分の命を救ってくれるのは隣に住んでいる人かもしれません。

モノの備蓄以外のことも考え、備えることも重要です。

 

しかし、すべてに備えることなど出来ません。

過去の大震災による死亡原因をみてみると、関東大震災では87%の人が火災で命を落としましたが、阪神淡路大震災では77%が窒息・圧死です。また、東日本大震災では92%が溺死であったように、災害の様相はそれぞれ異なっていますし、まだ起きていないことに対して、継続して備え続けることは大変かもしれません。

でも、起こったときに後悔することのないよう、平時から出来ることを出来る範囲でやっておくことが大切です。


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