自衛消防技術試験

自衛消防技術試験 受験体験記(筆記試験編)

自衛消防技術試験 筆記編

3月20日(金)に自衛消防技術試験を受験してきました。

会場は神田消防署に併設の東京消防庁消防技術試験講習場です。

天気も良く、この時期にしては暖かく絶好の受験日和でした。

集合時間は9:00、試験会場の開場時間は8:30で、少し早めにと思い8:20頃に現地に着いたのですが、すでに20名ほどの受験者が列を作っていました。

試験会場は、受験番号別に7階と8階に分かれていて、私の受験番号は500番台前半だったので7階でした。

受験者数ですが、8階会場受験者の受験番号が1~250、7階会場受験者の受験番号が501~550くらい(正確な数字を覚えてません・・)だったので、全部で300名くらいいたと思います。ほかに筆記免除者が7階の別会場にいました。

午前の筆記試験前に、試験ガイダンスがあるのですが、携帯電話の電源を切ってカバンに入れろと指示されます。机の上には、鉛筆またはシャープペンシルと消しゴム、受験票の3点のみを出すことが許され、その他の私物はすべて片付けさせられました。このあたりは消防設備士試験と同じですね。

ガイダンスが終わると75分間の試験開始です。この日は、9:23~10:38までの75分間が試験時間に設定されました。

試験の内容はといいますと、東京防災救急協会が販売している「自衛消防技術試験問題集」からそのまま出題されている問題が5割程度、類似問題が4割程度、問題集には載っていないような問題が1割程度でした。

問題集を繰り返し解いて、苦手科目を克服しておけば筆記試験は問題なくクリアできると思います。特に法令関係は5問しか出題されないのでミスしないように注意が必要です。なお、筆記試験は4肢択一式、解答はあらかじめ与えられた答えの中から正解を一つ選び、マークシートに鉛筆またはシャープペンシルでマークします。火災の基礎知識、法令、自衛消防業務の各科目ごとに60%以上の正解が合格基準となります。

試験科目と出題数
火災に関する基礎的な知識 10問
消防関係法令 5問
自衛消防業務に関する実務 10問

試験は、試験開始から30分経過すると退室できます。問題数は25問なので、1問に2分要しても50分、実際には問題集を繰り返し解いていれば、時間には余裕があり足りないことはないと思います。私の場合は、幸いに自信を持って解けた問題かほとんどだったので、解答とマークシートを2度ほど見直して30分で退出しました。

筆記試験の合格発表は12:00からなので、それまでに昼食を済ませて、余った時間は午後の実技試験の準備に当てました。結果は無事合格で午後の実技試験に進むことができました。ちなみに今回の筆記試験合格率は、92%とのことでした。

なお、今回の試験では、防火管理技能者の配置人員や自衛消防活動中核要員配置義務の防火対象物の面積といった、数字にまつわる問題がなく、あまり悩むことなくサクサク解答でしました。

午後の実技試験へつづく・・・

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