自衛消防技術試験 実技編

自衛消防技術試験の午後試験は実技試験で、午前の筆記試験合格者のみ受験できます。

午後の開始は12:30からで、午前と同様にガイダンスから始まり、携帯電話、スマホ、タブレットなど通信機器は、一旦机の上に出すよう指示され、全ての機器の電源を切るよう指示されます。この後、個別実技試験が終了するまで機器には一切手を触れることも試験会場から持ち出すことも許されません。ちなみに、トイレ付近では携帯電話の電波を監視してるとのことで、待機中にこれらの機器の電源を入れたり操作すると不正行為と見なし、退場させられることがあるようです。受験番号が後ろの人は3時間以上外部との接触ができない状態になりますので、緊急時のことを考えておくと、このことを家族や会社に伝えておいたほうが良いと思います。

集団実技

ガイダンスが終わると集団実技試験が始まります。時間は15分で記述式です。

今回の問題は、

  1. 屋内消火栓うち、1号消火栓の操作について、2号消火栓との操作性の違いについて3つ書きなさい
  2. 火災が発生した時に、119番通報する内容について、6つ以上書きなさい
  3. 1号消火栓使用後の自動火災報知設備(消火栓非連動)の復旧操作について、次の文章の空欄に当てはまる語句を書きなさい
    消火ポンプを停止し、作動させた【①】の【②】すとともに【③】の【④】を操作する。

といった内容でした。※問題の文章は正確では無いかもしれませんが、出題内容はこんな感じでした。

この問題に対して、私が解答として記述した内容は、

  1. ①原則として2人で操作する、②消火ポンプの起動は発信機のボタンを押す必要がある、③消火栓箱内のホースをすべて取出し延ばす必要がある
  2. ①火災が発生した旨、②現場の所在地および施設名、③建物の用途、④燃焼物と火災の状況、④出火場所、⑤負傷者の有無と避難状況、⑥逃げ遅れの有無、⑦危険物の有無
  3. ①発信機、②起動ボタンを戻、③受信機、④火災復旧スイッチ

です。

試験時間は12:56〜13:11の15分間でしたが、10分程度で書き終え、見直しも含めて時間的には余裕でした。ただし、1問目について、問題集には1号消火栓と2号消火栓の操作に違いについて、2号消火栓の利点や操作方法を問うものはありましたが、逆のパターンだったので一瞬考えてしまいました。

個別実技

その後、個別実技となるわけですが、受験番号順に6つある別室に呼ばれて、試験官とマンツーマンでの試験となります。

試験開始とともに、受験番号の先頭の6人が呼ばれ、順次3人ずつ呼ばれていき、押し出しながら進んでいきます。ひとりあたり2問程度が出題され、2〜3分程度要するので、私の順番が呼び出されるまでには3時間ほど待ちました。その後7階の集団実技試験の会場から6階の個別実技会場に移動し、6階でも順番がくるまでに5分ほど待たされました。

順番がくると受験番号を呼ばれ、試験官と一緒に1坪ほどの個室に入ります。この部屋には、1号消火栓、ポンプ室、スプリンクラー制御弁室、自動火災報知設備、放送設備が設置してあります。これらの設備は「自衛消防技術試験受験必携 (実技編)」に掲載されているものと同じなので、これをよく見て覚えておくことは試験での操作の際に助けになると思います。なお、出題は試験部屋にあるモニターに文字表示されるとともに、音声がスピーカーから流れます。

入室すると、スプリンクラー制御弁室の扉の前に荷物置きのかごが置いてあり、室内には消火器やAEDなどはありませんでしたので、これらの問題は出ないということが推測できました。今回、試験官からは「自動火災報知設備と放送設備について2問出題されます、落ち着いて頑張ってください」といわれ、試験が始まりました。

出題内容は、

  1. ポンプの起動ボタンを自動火災警報設備の発信機と兼用している1号消火栓を使用した後の、ポンプを停止する操作を行ってください
  2. 防災センターで勤務中、緊急地震速報を受信しました。非常放送設備を用いて、緊急地震速報に関する放送を行ってください

でした。これに対し

  1. ①発信機の起動ボタンを戻し、②受信機の火災復旧スイッチを操作して、③ポンプ室の扉を開けてポンプ制御盤の停止ボタンを押しました。
    この問題は、問題集P173の問9と同じ問題で、ポンプ停止操作までは良かったのですが、ポンプ停止後も「地区音響一時停止中」の表示が点滅していたため、この点滅を止める操作をしなければと思い、慌てて非常放送非連動スイッチを押すも点滅は消えず、もう一度非常放送非連動スイッチを押して解除し、受信機をよく見ると「地区音響一時停止スイッチ」があったのでそれを押したら点滅が消え、タイムアップとなりました。この操作が試験結果にどう影響したかは分かりませんが、受信機は平常時の状態に復旧したので問題ないと勝手に思い込んでいます。
  2. ①放送設備の非常起動スイッチを押し、②一斉放送スイッチを押して、③マイクを持ちプレストークを押して「こちらは防災センターです。ただ今、緊急地震速報を受信しました。身の安全を確保して下さい」を2回繰り返しました。
    この問題は、問題集P220の問14と同じ問題でしたが、最後の「係員の指示に従って下さい」を言い忘れました。これもどの程度試験結果に影響するのかは不明です。

この間、試験官は一言も発せず、追加問題もなく、試験終了のアナウンスと同時に「終了です。そちらからお帰り下さい」と言われました。13:30から始まった個別実技でしたが、試験会場を出たのは16:40頃でした。

実技試験は、全体的に解答することができ、正解率60%はクリアできていると思います。

以上が、自衛消防技術試験の体験記です。

今後受験する方の参考情報となれば幸いです。


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