「感震ブレーカー」で「通電火災」を防ぐ
「通電火災」とそのメカニズム 今後、30年以内に70%の確立で起きるとされるマグニチュード7級の首都直下型地震。この首都直下型地震による建物被害は61万棟にのぼり、そのうちの火災による焼失は、42万2000棟と想定されています。 また、火災は、環状8号線の内側の木造住宅密集市街地を中心に同時多発的に発生し、建物倒壊や渋滞で消防車が現場に到着できず、炎に囲まれて多数の死傷者が出ると考えられます。 同じ都市直下型地震として1995年に発生した阪神・淡路大震災では、出火原因が分かっている139件中85件が、20 ...