消防設備士 乙4 学習備忘録

学習のポイント

消防関係法令

「防火対象物」「特定防火対象物」「複合用途防火対象物」「無窓階」「関係者」など、用語の定義はしっかり覚えましょう。また、免状の書き換え・再交付の申請先などの消防設備士の資格制度についての理解も必須です。第4類に関する部分では、消防用設備の工事や整備・点検に関する届け出の時期や頻度などについてもよく理解する必要があります。

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基礎的知識

電気に関する基礎知識として、合成抵抗やコンデンサの合成容量について、直列接続や並列接続の計算ができるように求め方をしっかりと理解しましょう。また、交流回路に関して、合成インピーダンスの求め方やオームの法則、フレミングの左手の法則の理解も必須です。

 

構造・機能・整備

受信機については、信号受信時の状態や表示灯など受信機の構造・機能そのものについて理解しましょう。感知器や発信機、地区音響装置については、設置基準の理解が必須です。また、ガス漏れ火災報知器については、検知器に関して取付場所や検知方式について、しっかり学習しておきましょう。

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一部免除の落とし穴?

受験する類以外の類の消防設備士資格を保有している人は、受験申込時の申請により、消防関係法令のうち「各類に共通する部分」が免除されます。また、保有資格によって基礎的知識(機械、電気等)も免除される場合もあります。ただし、この一部免除はメリットばかりとは言い切れないところがありますので注意が必要です。

例えば、甲種または乙種第5類を保有していて乙種第6類を受験する場合で考えてみると、消防関係法令10問のうち「各類に共通する部分」の6問と、機械に関する基礎的知識の5問全問が免除されます。一見すると試験範囲が狭くなるので学習量を減らすことができて負担が減ると思いきや、消防関係法令は類別の4問しか出題されないので、40%以上の成績とするためには、2問以上正解しなければならず(逆の言い方をすると、2問しか間違えられない)余裕がなくなります。また、全体で60%以上の成績とするためにも、出題数が多い方が有利だと思いまので、あえて免除を適用しないほうが合格への近く道かもしれません

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